妊娠したい!マクロビオティックで体質改善
私は夫のひょんな提案から、2006年2月にマクロビオティック生活を始めました。当時、花粉症に悩まされていた夫・・・そんな時実家にあった母の友達が貸してくれた新谷弘美氏の「病気にならない生き方」を盗み読み(笑)その先生の本には健康な人の胃腸は美しく、不健康な人の胃腸は美しくないと書いてあったのです。
花粉症やアトピーも食生活が原因で腸相(人相を腸に変えてあるようです)が悪いのが原因だと・・・うちの夫、本が大好きで、興味がある事や知りたいことがあるとネットでまず調べて、そして本を買いあさります。この時もそうでした。新谷先生の本であふれました(笑)
そんな夫の提案で、と言うか無理やり(?)今までお肉大好き!牛乳大好き!!だった夫が、一切口にしないと決めてしまったのです。それに伴い我が家の食卓も玄米主食の野菜中心でとなったのでした(T_T)作るのは私なのに・・・私もそのために色々と調べ始めました。
このとき、不妊治療は少しお休みしていた頃でした。少しゆっくりしたいと思い仕事も辞める直前でした。なので時間もたっぷりあり、本やネットでたくさん調べて、実践していくうちに「お野菜生活」が楽しくなってきたのです。我が家の冷蔵庫からは乳製品が消え、お肉も消え、卵も消え・・・とシンプルそのもの。逆に野菜室は溢れ出し、豆乳や豆腐、テンペと豆づくし(笑)乾物も増えました。
マクロビオティック生活をきちんと行っている方からしたら、私のやっていた事なんてお遊びみたいなものですけど(笑)
私の腸も綺麗になって、気持ちも穏やかになり、その約1年後仕事を再開してもお弁当は玄米を持って行きました。
マクロビオティック生活を続けた3年後。初めての体外受精で無事着床しました。全てがマクロビオティック生活をしていたからではもちろんありませんが・・・
そして、現在40歳。出産後は育児と仕事の忙しさを言い訳にマクロビオティック生活から離れてしまい、体も悲鳴をあげている気がしています。2人目がなかなか授からないのも、こんな体質だからかな?と・・・ダメかもしれませんが、出来れば自然妊娠したい!と言うか、体外受精の費用が捻出出来ないので(笑)
体の調子も良くなって心も穏やかになり、そんなところに赤ちゃんがやってきたらとても幸せだと思いませんか?ここでは私の行っていたゆる〜いお野菜生活について書いていこうと思います。
マクロビオティックとは?
簡単にマクロビオティックについて説明します。
玄米を主食とし、野菜や乾物、お漬物などが副食となる事を基本としています。
マクロビオティックには「陰」と「陽」と言う考え方があります。「陰」とは遠心力、静かなもの、冷たいもの、水分の多いものなどを指し、「陽」はその逆で動きのあるもの、熱いもの、水分のすくないものなどを指します。この「陰」と「陽」のバランスが取れた状態をとても大切にしているのです。
そして、マクロビオティックは身土不二と一物全体と言う二つの原則があります。
身土不二とは人も植物も生まれた環境と一緒と言う意味で、暮らしている土地の旬のものを食べる事で、その場所や季節にあった健康な体が作られるという考え方です。
もう一つの一物全体とは、一つのものを丸ごと食べると言う意味です。なので、精米された白米ではなく「玄米」を主食とするのです。小麦は全粒粉、砂糖は未精製の黒砂糖、野菜も皮付き、根付きで全部食べます。
地産地消で、本来住んでいる場所で採れた野菜を食べるのが一番ですが都会ではそうはいきません。なのでなるべく化学肥料で育てられた野菜ではなく、有機野菜を採ることが大切です。
最近スーパーや宅配でも有機野菜を扱っているお店が多くなって来ました。都会に住む私(すみません、都下ですが)にとってとてもありがたいことです(笑)
あまり難しく考えずに、まずは白米を玄米に、お砂糖を黒砂糖やてんさい糖に替えてみる・・・と言ったところからマクロビオティック生活を始めても良いかもしれませんね♪