侮れない石けんパワー
石けんとは、牛脂や米ぬか、パーム油と言った天然の油脂に苛性ソーダか苛性カリを反応させて作ったものの事を言います。そして、反応して出来上がる2種類の成分を純石けん分と言い、これらの成分で作られた物だけが石けんに分類されるのです。たった2種類だけなんです。それ以外は合成洗剤と呼ばれます。
合成洗剤とは、石油や油脂を化学的に合成した洗剤を言います。どこの家庭にも1つはある合成洗剤です。石けんに比べて洗浄力が強く、水溶性に優れています。
石けんの侮れないパワーを皆さんご存知ですか?使い方を間違えなければ、合成洗剤よりも白くとても綺麗になり、汚れを落とす力は石けんの方がはるかに上なのです。
石けんの力を最大限に発揮するにはしっかり泡立てて使う事が大切です。泡には汚れを吸い出して包み込む働きがあるのです。そして、髪や肌を洗うときには摩擦を和らげ傷つくのを防いでくれます。泡立ちが足りない時は洗浄力が足りないので、石けんを追加して洗うと、汚れも綺麗に落ちます。
お水で洗うのではなく、必ずぬるま湯で洗いましょう。洗濯はお風呂の残り湯を利用して、石けんをよく溶かして泡だ立てると良いでしょう。
そして洗濯だけではなく、食器も同じく洗える石けん。合成洗剤で食器を洗っていた頃は、手荒れに悩まされて、ゴム手袋をして食器を洗っていました。でも、石けんで食器を洗うようになったら、たちまち手荒れはなくなり、本当にビックリしました。ちなみに、石けんで食器を洗うとツルツルよく滑ります(笑)お気に入りの食器などは注意して洗いましょう。
色々な商品が溢れる中、石けんに分類されるものを判別するのは難しいかと思われますが、案外簡単です。商品のラベルをチェックしてみると品名のところに「○○用石けん」と記載されています。合成洗剤は「○○用合成洗剤」となっているのでわかりやすいですよね♪「○○用複合石けん」と記されている場合は、合成洗剤も含まれているので注意しましょう。
合成洗剤には蛍光増白剤が含まれていて、一見白く洗いあがったと思われた衣類もこの蛍光増白剤によって白く染められてしまっているのです。なので、石けんで洗った物が黄ばんで見えてしまうかもしれませんが、布本来の色が出ていると思ってください。
蛍光増白剤は発がん性物質が含まれているといわれ、色々なものに使われています。直接肌に触れるマスクやガーゼ、オムツや生理用品にまでもです。そんな蛍光増白剤なんて不妊治療をして赤ちゃんを迎える体には、なるべく取り入れたくないですよね?
ちょっと面倒と思われるかもしれませんが、産まれて来る子供たちのためにも、体にも地球にも優しい石けんを使ってみてはいかがでしょうか♪
昔ながらの石けん関連ページ
- 経皮毒
- 経皮毒とは皮膚から有害性の化学物質が吸収される事を言います。日用品に含まれる有害化学物質は婦人病の発生率を高め、不妊症を増加させていると言われていますが、経費毒は嘘?とも言われています。真実はどちらでしょうか。
- 経皮毒②
- 経皮毒の問題、皮膚から吸収される化学物質であり体内で分解されにくく、体外に排出されにくい、そして種類が多く因果関係や副作用が不明の3つです。特に問題なのが合成界面活性剤です。
- シャンプーの危険
- シャンプーには石油由来の化学物質が多く含まれています。経皮吸収されて体に深刻な害を与える可能性がある事を知っていますか?
- 赤ちゃんが欲しいなら石けんシャンプー
- 無添加生活で最初に始めたのは石鹸生活です♪せっけんしゃんぷーとせっけんリンスで髪の毛を洗ってみました。結果バサバサ(T_T)でも続けていくうちに??乞うご期待!!
- 手荒れしらずの台所用洗剤
- 石油系合成界面活性剤を使用していない、手荒れ知らずの台所用洗剤。石油系合成界面活性剤が体内に蓄積されるとホルモンバランスを崩す可能性があります。