経皮毒A

デトックス出来ない

 私達の普段の生活で、化学物質を使った日用品がどれくらいあるかご存知ですか?洗剤系はほとんどですし、シャンプーやリンス、入浴剤、歯磨き粉やマウスウォッシュまでありとあらゆるところに化学物質は使われています。抗菌剤や防臭剤なども同じく使用されているのです。化粧品や髪染め、赤ちゃんのオムツ、生理用品、食事用の食器、インスタント食品の容器は温めると内部の化学物質が多少なりとも溶け出します。

 

 これらの日常生活で使われるものほとんどが石油から作られている化学物質が使われていて、毎日経皮吸収されて「経皮毒」となるのです。

 

 と、ここまで言うと、だったらどうしたら良いの?現代では生活できないでは?と思ってしまいます。どこでも手に入り、便利で清潔、見た目の良い快適な商品で、誰もが使っているものばかりです。原材料も含めて全てパッケージに表示するように法律で義務付けられていますし、そこまで危険とは感じません。

 

 しかし、皮膚から吸収される化学物質の為体内で分解されにくくそして体外に排泄されにくいのです。それに化学物質は種類があまりにも多く、成分同士の複合的な因果関係や副作用が私達消費者にはいまいちわかりません。

 

 そして合成界面活性剤がとくに問題です。水と油は混ぜ合わせても分離してしまいますが、合成界面活性剤を使うと混ぜ合わせた後分離しにくくなり品質が安定します。せっかく私達の皮膚が何重構造にもなっていて外界からの有害物質の侵入を防いでくれていても、合成界面活性剤にはそのバリアを破る力があり、侵入してきてしまうのです。

 

 体の部位によっては経皮吸収されにくいところもありますが、腕の内側を1とした場合、生殖器は42倍にもなるそうです。

 

 少しの量では中毒症状はなくても、毎日使っているうちに体内に少しずつ溜まっていってしまい、血液や脂肪中に蓄積されてしまいます。口から入った時には嘔吐や咳などですぐに吐き出すシステムが私達の体にはありますが、経皮吸収された物にはそんなシステムはなくずっと溜まり続けてしまうのです。

 

 一見不妊症とは関係ないように思いますが、色々な商品に使われているラウリル硫酸Naなどは、精子の数を少なくする疑いがあるとも言われています。

 

 ラウリル硫酸Naはシャンプーやボディソープに必ずと言って良いほど使われていましたが、現在はラウリル硫酸Naにかわり、分子量の大きく肌に浸透しにくいラウレス硫酸Naが主流となっています。是非お使いのシャンプーなどを確認してみてください(^^)

 

 そして生殖器に直接触れる生理用品も化学物質が含まれています。当たり前だったと思っていた生理ナプキンの不快さは、布ナプキンに変えて初めてわかった事でもあります。

 

 日用品全てを変えて、経皮毒とは無関係の生活を送るのは絶対無理なので、なるべく入る毒を少なくする努力をする必要があります

 

 どこまで本当なのか、まだわからない部分もたくさんありますが、赤ちゃんを迎えるためにとにかく安心できる日用品を選び、使い方をきちんと覚えましょう

 

 汚れを落とすのはお湯、石けん、重曹、お酢だけで十分です。ちょっとした工夫で経皮毒は減らせるはずです♪

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