基礎体温測定で排卵日を知る!
基礎体温とは、目覚めてまだ横になっている時に測った体温が基礎体温です。基礎体温をつけ、その曲線をチェックする事は、排卵が起きているかどうかを知るもっとも基本となる方法です。基礎体温の測定には婦人体温計を使います。
毎日測定する事が基本となりますが、同じ時間でなければならないわけではなく、「朝目覚めた時」の体温ですのであまりとらわれなくても大丈夫です。今は水銀タイプではなく、電子体温計もありますし、そのまま基礎体温表を保存しておけるタイプもあります。毎朝計った体温は、基礎体温表やパソコンソフト等で折れ線グラフとなり、基礎体温曲線の出来上がりです。
注意が必要なのは、寝不足の時、風邪の時、排卵誘発剤やホルモン剤を使用した時・・・などです。その際必ず記載しておきましょう。月経の期間も印をつけます。月経が始まった日から、その次の月経の前日までが月経周期です。大体28日〜30日となる人が多いようです。
1ヶ月以上計り、表に記入していくと、低温期と高温期があることがわかります。曲線がこのように変化している場合は排卵が起きていると考えられます。低温期から高温期にあがる時が排卵日と言われています。
一方上下の変化がなく低温期が続く場合は月経があるにもかかわらず、排卵が起きていない可能性があることを示しています。いわゆる「無排卵月経」です。
侮れない基礎体温測定
私はもう何年も基礎体温は測定していませんが、この度久しぶりに計測を再開しました。
基礎体温計測は不妊治療において基本中の基本です。赤ちゃんが欲しいと思ったらまず始めるのは基礎体温測定です。何も問題がなければ、この基礎体温測定をしただけで妊娠にいたる人も大勢いらっしゃるので、赤ちゃんが欲しいと思ったら、是非毎朝計測してみてください。
私はシンプルな婦人体温計を使用しています。毎日計測している基礎体温をグラフにしてくれる無料アプリもあるので、本当に便利な世の中になりました(笑)
せっかく計測した体温が何度なのか忘れてしまっても、婦人体温計の電源をもう一度いれると、朝の体温が確認できます。これは本当に助かります。
私は案外この基礎体温測定は侮れないと思っています。40歳になると体外受精も自然妊娠も確率的にはそんなに大差ありません。朝、目覚めた時の30秒だけです。チャンスを無駄にしないためにもしばらく基礎体温測定をしてみようと思います。
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