三度目の採卵N

初めての胚盤胞移植…結果は?!

 10月26日に妊娠判定のため杉山産婦人科へ行って来ました。10月も終わりになり、採卵した時は真夏でしたが、もうマフラーや上着が必要なほど寒くなってきました。この日も朝一番の予約だったので、7時過ぎには電車へ乗り受付が始まる8時ぴったりに到着しました。

 

 土曜日の為、既に何名か受付されていました。診察券受付機に通し、「診察」を選択して、担当の先生は院長先生にしました。いつもの女性の先生でも良かったのですが何となく院長先生を選びました。

 

 妊娠判定の時はいつも緊張してしまいます。とりあえずコーヒーを飲みながら雑誌片手にソファに座り番号が呼ばれるのを待ちました。妊娠判定は尿検査ではなく採血でわかります。なので、診察の前にまずは採血をし小1時間待たされて結果を教えてもらいます。

 

 なのに、私の番号が何故か採血室ではなく診察室のあるBゾーンで呼ばれました。??と思いながらも、Bゾーンへ行って待っていると、再び私の番号が呼ばれて採血室へと言われました。単なる間違えのようです(笑)

 

 そして採血をして、結果が出るまでホールに戻って待っていました。緊張マックスです(笑)

 

 毎回妊娠しているかも?と期待をしては裏切られているので、今回はあまり期待せずに過ごしました。そう思っていても心のどこかでは期待をしてしまう私なのですが…。

 

 今回は3BBの胚盤胞を移植しました。今までは胚の状態のものしか移植した事がなかったので、胚より更に進んだ状態での移植ですから、うっかり期待をしてしまいました(笑)

 

 そして採血より40分ほど経って、私の名前が呼ばれました。院長先生の表情が暗いです。もう何度も経験しているので、すぐに「ダメだったんだ」とわかりました。結果はやっぱりその通り。陰性でした。

 

 hcgの値が0.5未満と散々な結果(泣)院長先生が「残念ながら、ダメでした…。かすりもしなかった。」と(泣)着床すら出来なかった私の胚盤胞。お金かけたのに…と正直思いました(笑)

 

 あまり期待をしていなかったのですぐに気持ちを切り替えて、次回の移植の事を院長先生に相談しました。私はすぐに次周期で移植したい旨を伝えると、さすが院長先生!「いいですよ!じゃ、もう今日薬を出しちゃおう!」と、ササッとホルモン補充周期による融解胚移植の予定表をくれました。

 

 生理が来て3日後からお薬開始です。日付は自分で記入するように空白のままでくれました。そして14日目に予約を入れて診察です。その日に胚を移植するのか、胚盤胞を移植するのか、もしくは両方移植するのか決めましょうと言う事になりました。

 

 私の場合、胚盤胞2つと胚1つ残っています。排卵後3日目に胚を戻して、排卵後5日後に胚盤胞を移植する方法が妊娠率が少し高くなります。なので、今回はそれで行ってみようかな?と考えていますが、診察の日までゆっくり考えたいと思います。

 

 そして私はついに41歳。卵子の老化もそうですが、妊娠・出産率もぐっと更に低下する年齢です。不妊治療って、本当に出口がありません。年齢的に厳しいとわかっていても、諦めきれない自分がいるのです。

 

 2人目を望むなんて私にとっては無理な事だったのかもしれません。色々と考えてしまうと涙がこぼれそうなので考えないようにしなくては…。もうお金もないし、体力的にも厳しいので、今凍結してある分だけで最後です。次の事を考えて、前を向かなければ♪次の生理が来たらまた妊娠の可能性があるのですから♪

 

 そしてこの日のお会計。妊娠判定が陰性なのでいつもならお会計はありませんが、次の移植に向けてお薬と貼り薬を処方してもらったので、お会計はあります。プレマリン30錠、エストラーナ56枚、ルトラール52錠で合計15120円でした。なかなかこの不妊治療体験談も終わる事が出来ません(笑)

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三度目の採卵G
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三度目の採卵H
三度目の採卵も無事に終わり、翌日に病院へ受精の確認の為電話します。その後、今回は初めて胚盤胞まで育ててみる事にしました。
三度目の採卵I
先日行った採卵の結果、17個採れて翌日12個受精した私の卵子。状態がよければいくつか胚盤胞まで育てる事になり、その結果の確認をしました。
三度目の採卵J
3日目の胚1つと5日目の胚盤胞を3つ凍結しました。いよいよ移植の準備です。生理が来たので受診しました。
漢方医院へ行く@
2人目不妊治療中で、移植待ちの私。何か出来る事はないかな?と思い、久しぶりに漢方薬のお世話になる事にしました。
三度目の採卵K
移植に向けて生理待ちでしたが、やっと生理が来ました。生理2日目に杉山産婦人科へ行き、移植の予定を立てました。
漢方薬を飲む
先日受診した健康保険の使える漢方医院で処方された漢方薬をせっせと飲んでいます。煎じ器ではなく小鍋でグツグツと煮出します。さてお味は…
漢方医院へ行くA
前回処方された漢方薬を1週間飲み続けました。漢方薬のおかげか今回の生理は軽く終わり、吉祥寺当方医院で2度目の診察に行ってきました。
漢方医院へ行くB
吉祥寺東方医院へ3度目の受診です。今回は胚盤胞移植を踏まえて、着床を助ける役目をする漢方薬を処方してもらいました。
三度目の採卵L
胚盤胞移植の日が決定しました。祝日ですが杉山産婦人科は診察してくれます。
三度目の採卵M
いよいよ胚盤胞移植です。グレードは3BB、内膜は11,9mm。初めての胚盤胞移植なので少し緊張しますが、移植方法は変わりません。
漢方医院へ行くD
前回処方してもらった着床を助ける漢方薬。順調に飲み続け、またまた吉祥寺東方医院を訪れました。この日は初めての先生の診察です。しかし先生の遅刻により時間が大幅に遅れ1時間以上待ちぼうけ…受付で一言言ってその日の診察はしないで帰宅。吉祥寺東方医院へ行きづらくなってしまいました(泣)
三度目の採卵O
生理3日目からプレマリンを服用し、生理14日目に内膜チェックのため杉山産婦人科へ行きました。前回胚盤胞移植が失敗に終わり、今回三度目の採卵の2回目の移植です。
三度目の採卵P
三度目の採卵で2度目の移植です。プレマリンもエストラーナも指示通り順調です。もう慣れたもので、緊張すらしません(笑)
三度目の採卵Q
いよいよ3BCの胚盤胞移植の妊娠判定です。お酒も止めて挑みましたが結果は?!
三度目の採卵R
年明けに移植をしようと考えていましたが、やはり年内に胚移植をしようと決めました。残る胚1つと胚盤胞1つですが、二段階胚移植に挑戦します。
三度目の採卵S
最初で最後の二段階移植に挑みます。まずは3日目の胚を移植し、その後5日目の胚盤胞を移植しました。

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