高齢妊婦を排除!ではありません!!
先日、厚生労働省の検討会で不妊治療にかかる費用の助成のついての見直し案をまとめました。数ヶ月前には、39歳までと言われていた不妊治療助成…良かった〜42歳まで延長です(笑)
そして、初年度は3回、次年度以降は2回までしか助成が受けられない回数制限がありますが、この制限を撤廃し、通算の回数は原則6回までとしました。期間を設けず6回までです。なぜ6回かと言うと、9割の方が治療開始後6回までに出産に至っているデータよりこの回数での設定となりました。
しかし、ここで注意が必要です。40歳を超えてから治療を開始した方については、限度回数が3回までと減らされてしまいます。40歳以上での体外受精は、回数を重ねても出産まで至るのが難しいからです…
どの不妊治療専門医も話している事ですが、20代に比べ30代後半になると妊娠する確率はかなり低下し、40代の妊娠は更に低くなるのです。まさにその年齢ど真ん中の私にとっては悲しい事実ですが、妊娠と女性の年齢の関係は不妊に大きく関わっているのです。この現実を受け止めなければ…
最近は20代は仕事や遊びに費やし、30代になって結婚を意識し始める方がほとんどです。そして婚活により良い相手と出会い結婚・・・そして2人の生活をしばらく楽しんで、そろそろ子供をと考えるのが大体35歳…すぐに妊娠すれば何も問題はありませんが、なかなか出来ずのんびり構えているとあっという間に30代も後半になってしまいます。そんな事になる前に、早目に妊活すると良いですネ♪
今回の検討会で42歳までと制限を設ける事により、どうしても諦めきれず長い間治療を頑張ってきた人達にとって一定の「不妊治療を諦める目安」にはなるのかもしれません(^^)あくまでも42歳までなら助成が受けられると言うだけで、43歳からは不妊治療をしてはいけません!と言うことではありませんのでご安心を♪
40歳からの妊娠にはリスクもありますし、ネガティブなニュースが耳に入ったりもしますが、不妊治療の末元気で健康な赤ちゃんを多くの女性が出産していると言う事実もあるので、あまり深く考えずに治療にのぞむ事が一番です。今回の検討会での案は来月8月に最終案決定します。まだまだ目が離せません。
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