リミットは39歳まで?!「不妊治療助成金」
現在厚生労働省で、不妊に悩む方達への体外受精や顕微授精と言った特定治療支援事業を行っています。助成金をいただいた治療中の方達も多いのではないでしょうか?
この不妊治療助成金の対象治療方法は体外受精及び顕微授精であり、タイミング療法や人工授精は含まれません。助成の対象者は体外受精等ではないと妊娠の見込みが極めて低いと医師により診断された法律上の夫婦です。この助成金を受け取るには所得制限があり、夫婦合算で730万円と、微妙な金額です(笑)共稼ぎのご夫婦の場合は、ほとんど該当しませんね(T_T)給付金は1回15万円。一年間で2回までとして、通算5年間支給されます。
東京都の場合は、初年度は3回までとなり通算5年間で10回まで申請する事が出来るようです。必要書類は申込日により違いは有りますが、住民税課税証明書が必要となります。ちなみに私の初めての体外受精では35万円かかり、その他諸々の注射や薬代も合わせると50万円は超えています。体外受精や顕微授精を行っている方々にとって、この助成金15万円はかなりありがたいお話ですよね(^^)
しかし先日不妊治療の助成を39歳までとする年齢制限を設ける制度改正の検討が始まってしまいました。アラフォーは助成が受けられないのか?!とかなりショックです。40歳以上で医学的な有効性や安全性が低く年齢制限を設けるのであれば39歳が望ましいと厚生労働省の研究班がまとめたようです。
この不妊治療助成金の受給件数がここ数年で急増したのが原因なのでしょうか?そして体外受精や顕微授精の上赤ちゃんを授かっても、30代後半から40代となると流産も高くなります。そして体外受精での妊娠率も40代ともなればかなり低い確率となっていまいます。
保険が利かない高度生殖医療・・・助成金に年齢制限を設ける前に、保険適用にはなりませんかね・・・その方が予算がオーバーするかもしれませんが・・・
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