基本調味料

マクロビオティックの調味料

 マクロビオティックの基本的な調味料は、塩としょうゆと味噌です。必ずどこのご家庭でもあるものですよね(^^)

 

 このシンプルな味付けだからこそ、調味料の味わいは重要です。是非こだわりを持って選んでいただきたいです。

 

 私のオススメは、添加物がなく、有機栽培された素材を使い、昔ながらの製法で作られたものです。塩やしょうゆに添加物?と思われるかもしれませんが、結構添加物を含む調味料も多く、購入する時には是非ラベルを確認してからかごに入れましょう(^^)

 

 塩は精製されていない自然塩がベストです。塩が決まると、料理がビシッと引き締まる為、良質の塩を探しましょう。ミネラルを多く含んで、ほんのりとした甘さや旨みがあれば最高です。

 

 しょうゆは熟成させたものが良いです。味噌は良質な菌が多く陰陽のバランスが良い麦味噌がオススメです。

 

 そして油は、なたね油、ごま油、オリーブオイルなど植物性のものを使います。一般的に市販されている油は化学溶剤を使い抽出しているので、昔ながらの圧縮法で絞ったものを選ぶようにしましょう。

 

 甘味料は白砂糖とはちみつはなるべく使わないようにしましょう。マクロビオティックの基本とも言えます。白砂糖とはちみつは体内に入ると血糖値が急激に上昇するので、体にあまり良い影響を与えません。精白されているため、ミネラルやビタミンもないのです。

 

 料理に甘みが欲しい時には、みりんがオススメです。長期熟成された色の濃いものが良いです。すこし高くなりますが、味が全く違います。

 

 お菓子作りなどには、てんさい糖やメープルシロップなどを使います。

 

 できるだけ避けたい調味料は、動物性の油脂が使われているバターやラード、卵が使用されているマヨネーズです。絶対ダメと言うわけではありません。マクロビオティックを完全に行いたい場合は、必ず脱マヨネーズは必要ですが、あまりキツキツにやっても疲れてしまうので、時々少しなら私は良いと考えています。

 

 ただマーガリンだけはさけています。バターは時々使用しても、マーガリンは植物性とうたっていても、トランス脂肪酸を多く含んでいるため絶対に使いません。

 

 刺激の強いスパイス系も時々にしましょう。唐辛子やわさび、カレー粉などは味のアクセントとして時々使う分にはOKです。ハーブも彩りとして飾る程度にしましょう。

基本調味料関連ページ

マクロビオティックとは
マクロビオティックについて簡単に説明します
玄米正食
マクロビオティックの基本は玄米正食です。そして、身土不二、一物全体と言ったように「あるがまま」と言う考え方があります。生まれ育った土地のものの皮や芯など食材をまるごと食べる事を基本としています。
食事法
実はとてもシンプルで簡単なマクロビオティック。調理法は蒸すだけ、煮るだけが基本です。味付けも塩、しょうゆ、味噌といったどこの家庭でも常備されているものばかりです。
マクロビオティックの効果
食事が変われば確実に体が変わります。すぐに効果があるわけではありませんが便秘や肩こり、冷え性が改善されて、お肌の質も良くなります。肥満や糖尿病、高血圧等の病気も予防できます。
トランス脂肪酸
トランス脂肪酸とは、水素を添加し高温処理した特殊な油です。マーガリンやスナック菓子などに使われています。このトランス脂肪酸は人間の体に入ると二度と分解されず、また排出されにくい脂肪です。そのうえ、女性ホルモンであるエストロゲンを増やす作用がありホルモンバランスまで狂わせてしまいます。
だし
マクロビオティックにおいて、動物性食品を避けるのはだしも同じです。鶏がら、かつおだし、ブイヨンは避けて、昆布と干ししいたけでだしをとります。
ミネラル豊富な自然塩
海水に含まれるミネラルと私達からだの体液中のミネラル比はよく似ています。塩は悪者扱いされる事が多くありますが、天然の塩を少しずつ取り、生活の様々な面を正していくと体質改善される事間違い有りません。
日本の伝統食
マクロビオティックの基本「身土不二」と「一物全体」。昔の人が元気で丈夫だったのは、この原則が自然と守られていたからと考えられます。なので、昔の女性は子だくさんで不妊症などもなかったのではと思います。

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