だし

こだわりのだし

 動物性食品を使わないマクロビオティックですが、だしも同じです。

 

 かつおだしや鶏がら、ブイヨンは避けて、昆布と干ししいたけでだしをとります。そして、当たり前ですが、化学物質で作られているインスタントだしも控えて、手作りしましょう。

 

 面倒では?と思うかもしれませんが、慣れてしまえば簡単です。

 

 基本は昆布だしです。味噌汁や煮物、スープやシチューなどにも昆布だしを使います。

 

 私は邪道かもしれませんが、味噌汁でも煮物でも昆布はずっと入れっぱなしです(笑)本来昆布は煮立つ前に取り出さないと臭みや粘りが出てしまうのですが、あまり気にならないし、味噌汁や煮物と一緒に食べてしまうのが好きなので、そのまま放り込んでいます♪ミネラルや食物繊維が豊富ですからね(^^)以前は取り出した昆布を甘辛く煮付けたりしていたのですが、それも面倒なので(笑)

 

 干ししいたけは、すまし汁や含め煮などのだしの旨みを利かせたい時に加えましょう。

 

 マクロビオティックをはじめてすぐは、味が薄い…物足りない…と思う事がありますが、しばらく続けていると、だしの旨みや野菜の甘みがわかるようになります。なので、調味料をはじめ、だしにもこだわって欲しいのです。

 

 私はいつも煮出してこんぶだしを作っていますが、びんに水2カップと昆布10センチの割合で入れて冷蔵庫に保存しておくのも簡単です。干ししいたけを加える場合は、水2カップ、昆布10センチ、干ししいたけ2個で柔らかくなるまでおいておきましょう。

 

 朝食の準備の時についでに用意すれば、夕飯時には美味しいだしが出来上がってること間違いなし!是非お試しください(^^)

だし関連ページ

マクロビオティックとは
マクロビオティックについて簡単に説明します
玄米正食
マクロビオティックの基本は玄米正食です。そして、身土不二、一物全体と言ったように「あるがまま」と言う考え方があります。生まれ育った土地のものの皮や芯など食材をまるごと食べる事を基本としています。
食事法
実はとてもシンプルで簡単なマクロビオティック。調理法は蒸すだけ、煮るだけが基本です。味付けも塩、しょうゆ、味噌といったどこの家庭でも常備されているものばかりです。
マクロビオティックの効果
食事が変われば確実に体が変わります。すぐに効果があるわけではありませんが便秘や肩こり、冷え性が改善されて、お肌の質も良くなります。肥満や糖尿病、高血圧等の病気も予防できます。
基本調味料
マクロビオティックで使われる調味料はいたってシンプル。塩、しょうゆ、味噌です。だからこそ調味料の持つ味わいは重要です。
トランス脂肪酸
トランス脂肪酸とは、水素を添加し高温処理した特殊な油です。マーガリンやスナック菓子などに使われています。このトランス脂肪酸は人間の体に入ると二度と分解されず、また排出されにくい脂肪です。そのうえ、女性ホルモンであるエストロゲンを増やす作用がありホルモンバランスまで狂わせてしまいます。
ミネラル豊富な自然塩
海水に含まれるミネラルと私達からだの体液中のミネラル比はよく似ています。塩は悪者扱いされる事が多くありますが、天然の塩を少しずつ取り、生活の様々な面を正していくと体質改善される事間違い有りません。
日本の伝統食
マクロビオティックの基本「身土不二」と「一物全体」。昔の人が元気で丈夫だったのは、この原則が自然と守られていたからと考えられます。なので、昔の女性は子だくさんで不妊症などもなかったのではと思います。

このページの先頭へ戻る