トランス脂肪酸

狂った油「トランス脂肪酸」

 トランス脂肪酸とは、少し前によく聞かれた言葉ですが、水死を添加し高温処理した特殊な油の事を言います。マーガリンやスナック菓子、ファストフードなどによく使用されています。

 

 トランス脂肪酸は、酸化しにくいものなので安定した状態を保つ事ができます。そのため、企業側にとってはありがたい油とも言えます。

 

 しかし、人間の体に入ると二度と分解されず、排出もされにくい脂肪です。そして、トランス脂肪酸を多く摂取していると、心疾患のリスクが高まり、そのうえ善玉コレステロールを減少させ、動脈硬化の原因と指摘されています。

 

 また、女性のホルモンであるエストロゲンを増加させる作用があり、ホルモンバランスが狂ってしまうと言われています。

 

 欧米ではこのトランス脂肪酸の使用の規制があり、日本でも最近になりようやく各企業が低トランス脂肪酸に変えるようになってきました。

 

 しかし、まだ法による規制が日本にはない為、自分で自分の身を守るしかありません。

 

 赤ちゃんが欲しいと願うのなら、ファストフードやスナック菓子、インスタント食品はなるべくとらないように心がけましょう。好きなものばかり食べていては栄養不足となり、脳にも影響があります。脳には視床下部、脳下垂体といったホルモンの分泌を決定する司令部があるので、栄養不足ではこの働きも低下してしまい、女性ホルモンの分泌に異常をきたします。

 

 偏った食事で妊娠からどんどん遠ざかってしまいますので、口にするもの、体に直接入るものには十分気をつけるようにしましょう。

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マクロビオティックとは
マクロビオティックについて簡単に説明します
玄米正食
マクロビオティックの基本は玄米正食です。そして、身土不二、一物全体と言ったように「あるがまま」と言う考え方があります。生まれ育った土地のものの皮や芯など食材をまるごと食べる事を基本としています。
食事法
実はとてもシンプルで簡単なマクロビオティック。調理法は蒸すだけ、煮るだけが基本です。味付けも塩、しょうゆ、味噌といったどこの家庭でも常備されているものばかりです。
マクロビオティックの効果
食事が変われば確実に体が変わります。すぐに効果があるわけではありませんが便秘や肩こり、冷え性が改善されて、お肌の質も良くなります。肥満や糖尿病、高血圧等の病気も予防できます。
基本調味料
マクロビオティックで使われる調味料はいたってシンプル。塩、しょうゆ、味噌です。だからこそ調味料の持つ味わいは重要です。
だし
マクロビオティックにおいて、動物性食品を避けるのはだしも同じです。鶏がら、かつおだし、ブイヨンは避けて、昆布と干ししいたけでだしをとります。
ミネラル豊富な自然塩
海水に含まれるミネラルと私達からだの体液中のミネラル比はよく似ています。塩は悪者扱いされる事が多くありますが、天然の塩を少しずつ取り、生活の様々な面を正していくと体質改善される事間違い有りません。
日本の伝統食
マクロビオティックの基本「身土不二」と「一物全体」。昔の人が元気で丈夫だったのは、この原則が自然と守られていたからと考えられます。なので、昔の女性は子だくさんで不妊症などもなかったのではと思います。

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