日本の伝統食

今見直すべき「日本の伝統食」

 昔の女性だけではなく、男性もとても元気で丈夫だったのはきっと、マクロビオティックの基本「身土不二」と「一物全体」を自然と守られていたからだと思います。

 

 現代は便利な世の中になりましたが、「自然な暮らし」をする事ができなくなってしまいました。でも、自然な暮らし、マクロビオティックを始めるにあたって、原則を知ってしまえば難しい事ではありません。むしろ簡単です♪その原則とは歯の構成が大きなヒントとなります。

 

 人の歯は全部で32本。臼歯が20本、切歯は8本、犬歯が4本です。臼歯は穀物をすりつぶす為の歯、切歯は野菜を切る歯、犬歯は肉や魚を食いちぎるための歯だったと考えられます。つまり、これを食べ物に置き換えると、穀物八分の五、野菜や海草が八分の二、肉や魚が八分の一と言う割合になるのです。と言うことは、一番大事なのは穀物だと言う事がわかります。

 

 日本人が長く食べてきた食事と言えば、ご飯に味噌汁、煮物です。そこに漬物や豆類も加わります。時々うどんや蕎麦、穀類が加わり、海辺が近い場所なら、近くで取れた魚を食べていたのでしょう。

 

 現代は昔の人に比べて行動範囲も広がり、輸入食品やエスニック料理を味わうのはある意味当たり前です。でも、日本人としての体質は、この短期間では変わりません。自分では気づかないうちに、住んでいる土地や気候に大きな影響を受けているのです。

 

 昔の女性はたくさん子供を産んでいました。女性も男性も「不妊症」の人はほとんどいなかったはずです。

 

 この自分の生物としての土台をしっかりさせ、元々持っている日本人としての体質に戻す為には日本の伝統を見直してみるべきです。その上で季節や体調に合わせて、時々は各国の食事を楽しむようにしたいものですね♪

日本の伝統食関連ページ

マクロビオティックとは
マクロビオティックについて簡単に説明します
玄米正食
マクロビオティックの基本は玄米正食です。そして、身土不二、一物全体と言ったように「あるがまま」と言う考え方があります。生まれ育った土地のものの皮や芯など食材をまるごと食べる事を基本としています。
食事法
実はとてもシンプルで簡単なマクロビオティック。調理法は蒸すだけ、煮るだけが基本です。味付けも塩、しょうゆ、味噌といったどこの家庭でも常備されているものばかりです。
マクロビオティックの効果
食事が変われば確実に体が変わります。すぐに効果があるわけではありませんが便秘や肩こり、冷え性が改善されて、お肌の質も良くなります。肥満や糖尿病、高血圧等の病気も予防できます。
基本調味料
マクロビオティックで使われる調味料はいたってシンプル。塩、しょうゆ、味噌です。だからこそ調味料の持つ味わいは重要です。
トランス脂肪酸
トランス脂肪酸とは、水素を添加し高温処理した特殊な油です。マーガリンやスナック菓子などに使われています。このトランス脂肪酸は人間の体に入ると二度と分解されず、また排出されにくい脂肪です。そのうえ、女性ホルモンであるエストロゲンを増やす作用がありホルモンバランスまで狂わせてしまいます。
だし
マクロビオティックにおいて、動物性食品を避けるのはだしも同じです。鶏がら、かつおだし、ブイヨンは避けて、昆布と干ししいたけでだしをとります。
ミネラル豊富な自然塩
海水に含まれるミネラルと私達からだの体液中のミネラル比はよく似ています。塩は悪者扱いされる事が多くありますが、天然の塩を少しずつ取り、生活の様々な面を正していくと体質改善される事間違い有りません。

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