不妊治療中の節約術

どうやって不妊治療費を捻出していますか?

 最初は病院へ行けばすぐに妊娠するだろうと、簡単に考えていた私でしたが、不妊治療に入る前の検査から始まり、本格的な不妊治療となった時まで、常に診察後のお会計は恐怖そのものでした(笑)

 

 普通に考えて、歯科や内科に罹った時、数百円から高くても千円札2枚以上出す事はあまりありません。しかし、不妊治療は千円札はほとんど使わないのです(泣)そうです、一万円札があっという間に消えていくのです…心霊現象ではありませんよ〜(泣)

 

 妊婦検診はなんて高いんだろう!と怒っていた友達がいましたが、私は妊婦検診は全然高いとは思いませんでした。だって市から補助もあったし、万札が飛ぶ事も検査をした時くらいで、毎回ではありません。

 

 それに比べて、不妊治療はお金が本当にかかります。一般不妊治療の場合は、そこまでお金はかかりませんし、健康保険が適用される事もありますので、お会計も安心です。ところが、特定不妊治療(いわゆる体外受精)とまでなると、お薬も注射も、もちろん超音波検査も全て自費です。常に数枚一万円札をお財布に入れておかなければ、お会計で恥ずかしい思いをする事になりますので、いつも多めに銀行でおろしてから病院へ向かっていた私です。

 

 共稼ぎだった時はあまり気にせず自分の口座からお金を下ろしていましたが、今は夫の収入のみが頼りです。あまりバンバンおろすのも気が引けますし、底をついてしまっては生活そのものが成り立ちませんから、どうやって不妊治療費を捻出するか、どの部分を節約するかと、いつもやりくりについて考えています(笑)

 

 とにかく、月々の貯蓄ペースは絶対厳守です。ボーナスやその他の臨時収入は、即別口座へ移してすぐに使ってしまわないようになるべくキープしておきます。そこから不妊治療費や、家族旅行代等娯楽代として少しずつおろしています。

 

 身近なところの節約術と言えば、あまりお財布にお金を入れておかない事です(笑)お財布にお金がなければ、無駄な買い物の出来ませんからね〜♪これは、たまたま私が主婦であること、近くにコンビにすらないこと、とりあえずの食事とかは家にあるもので済ませられること等、条件が必要です。

 

 もし奥様も働いているのであれば、お財布に小銭しかない状況はむしろ不安ですし、外に出ているからこそお金を使わなければならないシチュエーションもたくさんあると思います。

 

 それから、車もなるべく乗りません。我が家は夫が車通勤なので車を2台所有していますが、ほとんど乗っていません。正直、あまり乗らないので、一台でも生活が出来るはずですので、処分の方向で考え中です。移動手段は、自転車かバス、電車です。

 

 食事も工夫をしています。地元で取れた旬の野菜は、お値段も安いし、体にも優しい食材です。赤ちゃんを授かる為に、添加物を使わず手料理をなるべく食べるようにしています。安売りでたくさん購入した時には、メニューをあれこれ変えて、飽きの来ないように頑張ります。親戚から送ってもらったじゃがいもやたまねぎは、余すことなく頂きます(笑)

 

 不妊治療費を捻出する為に始めた節約も、今では楽しめるようになっています♪お腹が空いている時に買い物には行かないとか(笑)

 

 光熱費の節約は、夫が中心になって頑張っています。無駄な電気はとことん使わない!など。我が家はオール電化の為、夜間の電気代がとても安いのです。その代わり日中は普通のご家庭よりも高い料金設定になっている為、昼間は電気を使わないように心がけています。エアコンもギリギリまで我慢です。

 

 我が家では光熱費の引き落とし、保険代の引き落とし、その他諸々の生活費の引き落としされるお金はひとつの口座でまとめてあります。住宅ローンは別の金融機関なので、そこへは別にお金を振り込んでおきます。お給料を貯蓄分は違う口座へ送り、残りはそっくり生活費の口座へ移します。携帯代や太陽光発電のローン、食材宅配のお金も同じ口座です。そして、給料日前には残りも少なくなりますが、少しでも残ったお金は給料日前日にまたまた別口座へ移動です。家計簿をつけたほうが良いのでしょうね…何せ数字が苦手で(笑)ざっくりですが、ひとつの口座にまとめておけば、家計簿代わりとなり、何にどう使ったのかがわかります。それだけでも充分です(と私は思います…)。

 

 日々の節約生活が、我が家の不妊治療費代となっているのです。案外バカにできませんので、ご夫婦で楽しみながら節約生活を過ごしてみてください♪

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