子宮卵管造影検査

痛いと噂の子宮卵管造影検査

 卵管がきちんと通っていないと不妊原因のひとつとなります。卵管の通りを調べるのは大切な事で、不妊治療を開始するとまずは子宮卵管造影検査が行われます。

 

 子宮卵管造影検査は、子宮口からチューブを挿入し、造影剤を流しいれ、間隔を開けてレントゲン写真を撮ることで卵管の通り具合や詰まっている部位、子宮内の形状がわかります

 

 月経終了から排卵前の卵胞期に実施します(生理7日目〜10日目頃)。また、万が一両側卵管閉鎖が見つかった場合の治療方法の選択についても一応検討しておくと良いでしょう。

 

 経験談等から「痛い!」と心配する方がほとんどですが、まずはリラックスすること。あまり過度に緊張すると、子宮卵管も緊張し、痙攣を起こし正確な検査結果が得られない事もあります。バルーンを使う方法ですと、それほど痛みも感じません。

 

 信頼できる検査の一つで、造影剤が卵管内を流れる際、軽い癒着を剥がして行き、卵管内の綿毛を刺激し、詰まっていた卵管が通って、検査後に妊娠する人も多くいます。

 

 造影剤を用いるので、ヨードアレルギーの方は検査前に必ず医師に伝えましょう。

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