フーナーテスト〜プレッシャーに負けないで!〜
簡単に言えば、性交後12時間以内に子宮頚管にどれだけ精子がいるか調べる検査で、男性は通院したり精子を採取する必要がありません。不妊症は、女性だけの問題ではなく、男性にも無精子症などもあるので、その為の検査を兼ねる事ができます。
頚管粘液の状態とともに、精子と頚管粘液の相互作用を見ることができ、性交後でも精子が確認できない場合には抗精子抗体の場合も考えられます。子宮粘膜に精子を殺してしまう物質などが含まれている事もあります。
フーナーテストの検査結果が不良でも妊娠している方はたくさんいます。排卵期以外の日にフーナーテストをしても意味がありませんし(排卵期だと頚管粘液が精子を子宮へ入りやすく助けてくれます)、結果は検査の日の体調やプレッシャー、日々のコンディションに左右されやすい為、1回の検査では判断が出来ません。何度か検査をし、総合的に診断されます。
そのせいか、心理的に抵抗感があります。検査で痛みはほとんどなくいつもの内診とほぼ同じですが、性交後に受診しなくてはいけないので、羞恥心やプライバシーへの侵入感等強く感じる事があります。ただ不妊治療にしては比較的安く検査できます。
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