流産

せっかく妊娠したのに流産…

 不妊治療を続け、タイミング療法や人工授精でめでたく妊娠しても残念ながら流産してしまう事は結構あります。不妊治療を行っていると流産してしまう率は自然妊娠よりも多くなります。そしてショックの度合いも恐らく不妊治療をしている方の方が大きいのでは?と個人的に思います。

 

 やっと妊娠したのに流産してしまうなんて、やりきれない思いですよね…流産とは妊娠12週未満を「初期流産」12週〜22週未満を「後期流産」と言います。そして22週以降は死産となります。

 

 不妊治療をしている方もしていない方も、初期流産を経験されている方が多いと思います。私も経験しました。

 

 この初期流産は赤ちゃん側の理由の為仕方ないと諦めるしかありません(T_T)染色体の異常や受精卵の問題の為どうにも出来ず、医師も食い止める事は出来ません。赤ちゃんが自分で「私ダメかも?」と考えて自らリセットして外へ出て来てしまうからです。流産の70%は初期に起こってしまいます。

 

 そして後期流産は母体側の問題です。子宮筋腫や子宮頚管が開いてしまったりする事によって流産してしまいます。

 

 長く辛い不妊治療の上妊娠したとしても、まずは胎のうの確認、それから心拍の確認までは両手を挙げて喜べません。まずは第一段階の心拍確認で少しほっとするのです。

 

 あとは毎日の生活を気をつけて過ごすのですが、22週を迎えるまでは気が気ではありません。初期で流産してしまっても、必ずその子が帰って来ると私は信じたいです(^^)

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