睡眠不足

良質な睡眠をたっぷりとろう

 人間は睡眠によってホルモンのバランスが整えられます。そして神経や肉体の疲労も回復させてくれるのです。

 

 とくに自律神経のバランスはよく眠れる環境において整ってくるのです。不妊治療において、ホルモンのバランスが崩れるのは絶対に避けたいところですよね?ホルモンのバランスが崩れると体温も下がり気味になり体も冷えてしまいます。私も経験がありますが、あまりよく眠れなかった比の朝の体温は、低温期でもないのに低めの体温でした。それぐらい睡眠によって左右されてしまうのです。

 

 ではどれぐらい睡眠をとれば良いのでしょう。個人差もありますが、理想は6〜8時間です。でも深夜3時に寝て8時間睡眠をとっても意味がありません。眠りにつく時間が重要です。

 

 夜12時前に寝るのと12時以降に寝るのではホルモンバランスの影響が全然違います。でも、お仕事をされていたり、ご主人の帰りを待っていたりすると、なかなか12時前には寝られません。そして朝は仕事や家事の為に5時6時起きと言う方も多いと思います。

 

 しかし、睡眠は人間の生活において最も必要な事の一つです。遅くても夜12時には布団に入り、6〜8時間の十分な睡眠をとるように、生活リズムを整えてみてください。

 

 ちなみに週末の寝だめは禁物です。毎日の定期的な睡眠によってホルモンのバランスは整えられます。日頃の睡眠不足は寝だめで解消される事はありませんので、毎日の早めの就寝をこころがけるようにしましょう!

 

 思い切って、ご主人の帰りを待たずに、先に寝てしまうのも一つの手です。赤ちゃんを迎えるのは女性の体です。早寝早起きを今から習慣にして、赤ちゃんを迎える準備をしましょう!


睡眠不足関連ページ

不妊を予防
不妊症と言われる前に、若いから安心せずに自分から出来る生活習慣や食生活を改善していく事がとても大切です。
無排卵月経
ストレスや無理なダイエット、不規則な生活等で無排卵月経となる人がたくさんいます。毎月生理は来るのに、排卵していないと妊娠する事はありません。無排卵月経の場合は排卵誘発剤などの薬物治療が有効です。
多嚢胞性卵巣症候群@
卵巣に卵胞は存在するのに、卵胞が発育せず排卵しない嚢胞がたくさん出来る病気を多嚢胞性卵巣症候群と言います。
多嚢胞性卵巣症候群A
多嚢胞性卵巣症候群とインスリン抵抗性について。
高プロラクチン血症
高プロラクチンは乳腺刺激ホルモンなので、通常は出産後に分泌量が増えるのですが、妊娠前からプロラクチンの値が高いと、体が妊娠していると勘違いをしてしまい、不妊の原因となってしまいます。
不育症
妊娠にいたっても、お腹で赤ちゃんが育たずに何度も流産や死産を繰り返してしまう事を言います。
冷え性
妊娠するのに冷えは大敵です。しかしほとんどの女性が「冷え性」だと実感しています。何故体の冷えが不妊につながるのか簡単に説明します。
相性の問題
個々に問題が見つからない場合はお互いの相性が原因と考えられます。
セックスレス
セックスレスとは、パートナーがいる男女が特別な事情がないのに、一ヶ月以上セックスがないことを言います。赤ちゃんが欲しいのにセックスレスな夫婦が増えています。理由は様々です。
二人目不妊について
一人授かっていても、やはり兄弟は欲しい・・・でもなかなか授からない人のことを二人目不妊といいます。不妊治療中の方ですと二人目だなんて贅沢な!と思うかもしれませんが、二人目不妊の方にも苦痛はあります。
肥満と不妊症
直接関係あるかわかりませんが、やはり肥満ではなく自己の適正体重であり健康である事が妊娠につながるような気がします。
夫婦仲について
不妊治療でかかせない排卵日にあわせた夫婦生活。男性側も女性側もプレッシャーに感じます。
流産
不妊治療をしていて妊娠したのに残念ながら流産してしまう事は結構あります。流産について簡単に書きました。
着床障害
何回も良い胚を移植したのに妊娠に至らない時は着床障害を疑いましょう。
ターナー症候群
ターナー症候群は染色体異常のため起こる病気です。残念ながら自然妊娠する事はほとんどありません。どうしても子供が欲しい場合は卵子の提供を受ける、または代理母に依頼する方法があります。
不妊症と低体温
現代人は平熱が低い人が多くなっています。平熱が低く低体温化してしまうと、基礎代謝や免疫力が下がり、婦人病の原因や不妊の原因ともなってしまいます。
黄体化未破裂卵胞とは
黄体化未破裂卵胞とは排卵されず卵巣内に卵胞が残ってしまう事を言います。通常LH(黄体ホルモン)の刺激を受けて排卵するのですが、何か原因があって残ってしまうのです。

このページの先頭へ戻る