いくら仲良し夫婦でも、妊娠出来ない事もあります
病院などで様々な検査を受けた結果、夫婦どちらにも原因がみつからないのに赤ちゃんが授からない・・・と言うケースも少なくありません。このような場合は男女の組み合わせ「相性の悪さ」が不妊の原因と考えられます。
男性の精子と女性の頸管粘液に異常がないのに、頸管粘液が精子の子宮への侵入を阻止する場合があるのです。これを精子と頸管粘液の不適合と言います。
誰でも細菌などの自分と異なる有害物質が体内に侵入しないように阻止するシステム(アレルギー反応)を持っています。精液の侵入にも同じ事が起こってしまうのです。精液がアレルゲンとなり女性の体の中に抗体が出来て、免疫反応が起こると言われていますが、今もまだ原因はよくわかっていません。
フーナーテストのときに精子と頸管粘液の相性が良いかどうかわかります。その結果、精子と頸管粘液不適合と診断された場合、ほとんど人工授精か体外受精をすすめられます。
相性の問題関連ページ
- 不妊を予防
- 不妊症と言われる前に、若いから安心せずに自分から出来る生活習慣や食生活を改善していく事がとても大切です。
- 無排卵月経
- ストレスや無理なダイエット、不規則な生活等で無排卵月経となる人がたくさんいます。毎月生理は来るのに、排卵していないと妊娠する事はありません。無排卵月経の場合は排卵誘発剤などの薬物治療が有効です。
- 多嚢胞性卵巣症候群@
- 卵巣に卵胞は存在するのに、卵胞が発育せず排卵しない嚢胞がたくさん出来る病気を多嚢胞性卵巣症候群と言います。
- 多嚢胞性卵巣症候群A
- 多嚢胞性卵巣症候群とインスリン抵抗性について。
- 高プロラクチン血症
- 高プロラクチンは乳腺刺激ホルモンなので、通常は出産後に分泌量が増えるのですが、妊娠前からプロラクチンの値が高いと、体が妊娠していると勘違いをしてしまい、不妊の原因となってしまいます。
- 不育症
- 妊娠にいたっても、お腹で赤ちゃんが育たずに何度も流産や死産を繰り返してしまう事を言います。
- 冷え性
- 妊娠するのに冷えは大敵です。しかしほとんどの女性が「冷え性」だと実感しています。何故体の冷えが不妊につながるのか簡単に説明します。
- セックスレス
- セックスレスとは、パートナーがいる男女が特別な事情がないのに、一ヶ月以上セックスがないことを言います。赤ちゃんが欲しいのにセックスレスな夫婦が増えています。理由は様々です。
- 二人目不妊について
- 一人授かっていても、やはり兄弟は欲しい・・・でもなかなか授からない人のことを二人目不妊といいます。不妊治療中の方ですと二人目だなんて贅沢な!と思うかもしれませんが、二人目不妊の方にも苦痛はあります。
- 肥満と不妊症
- 直接関係あるかわかりませんが、やはり肥満ではなく自己の適正体重であり健康である事が妊娠につながるような気がします。
- 夫婦仲について
- 不妊治療でかかせない排卵日にあわせた夫婦生活。男性側も女性側もプレッシャーに感じます。
- 流産
- 不妊治療をしていて妊娠したのに残念ながら流産してしまう事は結構あります。流産について簡単に書きました。
- 着床障害
- 何回も良い胚を移植したのに妊娠に至らない時は着床障害を疑いましょう。
- ターナー症候群
- ターナー症候群は染色体異常のため起こる病気です。残念ながら自然妊娠する事はほとんどありません。どうしても子供が欲しい場合は卵子の提供を受ける、または代理母に依頼する方法があります。
- 睡眠不足
- 人は睡眠によってホルモンバランスを整え、肉体の疲労を回復させます。十分な睡眠が取れないとホルモンバランスが崩れて、徐々に体温が下がります。
- 不妊症と低体温
- 現代人は平熱が低い人が多くなっています。平熱が低く低体温化してしまうと、基礎代謝や免疫力が下がり、婦人病の原因や不妊の原因ともなってしまいます。
- 黄体化未破裂卵胞とは
- 黄体化未破裂卵胞とは排卵されず卵巣内に卵胞が残ってしまう事を言います。通常LH(黄体ホルモン)の刺激を受けて排卵するのですが、何か原因があって残ってしまうのです。