リコピンと精子の運動率の関係

トマトの成分でお馴染みのリコピンで精子が元気に?!

 トマトの赤い成分でお馴染みのリコピントマトに多く含まれていて、自然に存在する色素であるカロテノイドの一種です。

 

 リコピンは抗酸化作用が強く、色々な病気に対する予防効果があり、メラニンの生成を抑えてくれるので美白効果も期待出来る優れものです。

 

 そしてメタボ気味な方も注目しているリコピン。トマトダイエットなるものが一時流行りましたが、トマトに多く含まれるリコピンはダイエット効果も期待出来るそうなんです。

 

 そしてそんなリコピンに更なる効果が?!

 

 それは精子が元気になるかもしれない?と言うのです。

 

 まだ研究段階で始まったばかりですが、今後注目しておくべき事です。

 

 様々な臓器のリコピン濃度を検査したところ、他の臓器に比べて精巣のリコピン濃度がとても高い数値を示しているそうです。と言う事は、精巣にはリコピンが多く蓄積されていると言う事に…?!

 

 でも、まだこの理由については残念ながらわからないそうです…(>_<)しかしリコピン濃度が高いと言う事は、それだけ精巣がリコピンを必要としているのでは?と言う仮説のもと、この研究は始まったそうです(^^)

 

 精子は活性酸素の影響をとても受けやすいので、活性酸素が精子濃度や運動率を下げ奇形率を上げていると考えられます。なので、抗酸化作用に優れたリコピンを摂る事により、もしかしたら精子に改善が見られるかもしれないと考えるのは当たり前ですネ♪

 

 精子の検査結果で落ち込んでいる旦那様、是非食事の際にはトマトを積極的に召し上がってください♪でも生食用1つ(約170g)で摂取できるリコピンはたった8.5g…抗酸化作用を期待したいのであれば一日30〜40gは摂取したいところです。

 

 一日に3つも4つも食べるのはちょっと大変ですので、サプリメントやトマトジュースも積極的に摂る事をオススメします。

 

 ちなみにリコピンは熱に強いです。炒めたり煮込んでもそんなに成分が減る事はありません。脂との相性も良いので、オリーブオイルで調理するイタリア料理がオススメです♪


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