漢方薬で精子を作る機能を高める
女性の不妊症ではよく漢方薬を併用して治療を進めていくことがあります。私も一時期漢方で治療していました。同じく、軽度の男性不妊症であれば、漢方薬を飲む事により精子の運動率を高めたり、精子の数を増やす効果があると言われています。
定番とも言える補中益気湯は、一般的に体力が低下していて疲れやすい人に処方されます。そして補中益気湯の効果は精子の運動率を改善すると言われています。
また、倦怠感が強く下半身が冷えやすい人には八味地黄丸を処方し、精子の数を増やす効果を期待します。桂枝茯苓丸は体格が良くて体力がある人に処方され、精索静脈瘤を改善作用があるそうです。
まだまだ他にも男性不妊に用いられる漢方薬はあり、人それぞれ違います。男性不妊は西洋医学的な薬物療法はあまり効果がなく、外科的な手術が最善の治療と思われます。
でも、軽度の男性不妊症なら漢方薬や、普段の食生活や生活習慣を見直す事により、少しは改善するはずです。
ちなみに漢方薬は保険診療のところと、保険診療外のところがあります。保険診療外の場合は一日分500円〜2000円とかなり高額になり、それこそ男性不妊の治療の途中で金銭的に続けていくのが困難になる事もあります。通う予定の漢方治療院がどのような支払となるのか、事前に連絡押してみると良いでしょう。
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