男性で性ホルモンが低下する疾患
低ゴナドトロピン性性腺機能低下症(Male hypogonadotrpic hypogonadism 略してMHH)とは、男性で性ホルモンが低下する疾患群です。二次性徴(せいちょう)が現れない(または消失する)、精子形成ができない(=「妊孕(にんよう)性」がない)という問題が発生します(ヤフーヘルスケアより引用)。
思春期の頃に二次性徴がなかったり、二次性徴があったとしても不完全な場合は低ゴナドトロピン性性腺機能低下症が疑われます。大人になってからの発症なの場合は、性欲が低下したり、男性不妊を疑った時に医師から伝えられ判明する事もあります。
睾丸が小さい、ひげが薄い、性欲があまりない…と言う特徴があります。約10000万人に1人の頻度で発症します。そんなに多くはありませんね。
低ゴナドトロピン性性腺機能低下症の検査は下垂体性ホルモンや視床下部性ホルモンの検査をし、診断されます。
女性も男性も結婚して子供を持つ事を夢見たり、当たり前と思うのは当然です。しかし、この低ゴナドトロピン性性腺機能低下症と診断されては、子供への希望も失ってしまいます。
でもご安心を!ゴナールエフRと言うペン型自己注射器で改善が見られることが多いと報告されています。
ゴナールエフRとはペン型自己注射器で、内因性性ホルモン「卵胞刺激ホルモン(FSH)」の遺伝子組換え型製剤です。
排卵障害の女性に処方される事もありますが、主に男性の低ゴナドトロピン性性腺機能低下症の治療薬として処方される事がほとんどです。
自己注射と聞くと少し抵抗がありますが、ペン型のタイプで痛みも少なく簡単に注射できるそうです。副作用は悪心嘔吐等で、たまに脱毛も見られるとか…低ゴナドトロピン性性腺機能低下症と診断されてゴナールエフRを処方される際、必ず確認してみましょう。
お値段は保険適用となる場合もあるそうですが、やはりお高め…どこの病院もあまり変わりないかと思いますが、300単位で2万円弱と言ったところでしょうか。こちらも確認して下さい。
もし、低ゴナドトロピン性性腺機能低下症の症状に心当たりがある方は、一度男性不妊専門病院へ受診して相談してみましょう。
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